牧師コラム 『キリストのいのち』 2018年12月16日

牧師 高橋勝義

 最近、巷では「寿命100年時代をどう生きるか?」が話題になっています。
しかし、どんなに寿命が延びたとしても、その先に待っているものは変わりません。
 さて、イエス・キリストは生まれる約700年も前に、その誕生が預言されていました。その聖書の預言には『(救い主イエス・キリストは) 傷んだ葦を折ることもなく、くすぶる灯芯を消すこともなく、真実をもってさばきを執り行う。(イザヤ42:3)』と記されています。この社会では、役に立たなければ、相手にされず、心は元気を失い、毎日が、憂鬱で、外にも出たくなくなります。まさに『傷んだ葦』『くすぶる灯芯』そのものです。
 人となってこの世に生まれたイエス・キリストは、ご自身も多くの試みを受け、苦しまれたお方です。人の痛みを本当に知っておられるお方ですから、このような弱さを覚える私たちを慰め、励ますことができるのです。
 では、『真実をもってさばきを執り行う』とは、どのような意味なのでしょうか?
 多くの人は、死後どこに行くのか、という問題を考えないようにして生きています。
 キリストがこの世に来られたのは、『世(あなた)をさばくためではなく、御子によって世が救われるため(ヨハネ3:17)』なのです。さばきの原因は、私たちを愛しておられる神から離れ、自分中心に生きている罪なのですが、この罪の刑罰をキリストは、身代わりに負い十字架の上で死んで下さったのです。
 ですから、この事実を受け入れ、キリストを罪からの救い主として信じるなら、そのさばきから救われるのです。寿命100年時代を遥かに超える永遠のいのちを与えて下さるお方、イエス・キリストがこの地上に来て下さったクリスマス。
 救い主のお誕生を心からお祝いしましょう。