牧師コラム 『神の国が近づいた』 2018年3月25日

 牧師 高橋勝義  

 天気予報のない時代、「夕焼けになると次の日は晴れる」と人々は経験から言っていました。先人たちの知恵は、今も私たちを助けています。
そのような先人たちの知恵をもってしても、解決できないのが人の死です。
 聖書にも『神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない。(3:11)』とあるように、死は誰でも気になることなのです。
 私たちの将来、即ち、死後について教えてくれる指針はあるのでしょうか。
 イエス・キリストは、『時が満ち、神の国が近づいたから、悔い改めて福音を信じなさい(マルコ1:15)』と語り、神の国の福音を人々に宣べ伝えました。
 神の国が近づいたことが、私たちの人生にどう関わるのでしょうか。
実はこの福音が、この問題の解決を示すものなのです。
 イエス・キリストの十字架は、神の国が近づいたことの〔しるし〕であり、指針だからです。ですから、イエス・キリストは『わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。(ヨハネ11:25)』と語りました。
 神の国の福音を信じるとは、まことの神から離れ背を向けていた罪の歩みをやめ、神とともに歩む道へと方向転換することです。これが、悔い改めです。
 罪の赦しと滅びからの救い、永遠のいのちを備えられたイエス・キリストは、『生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか。(ヨハネ11:26)』と今日もあなたに問いかけているのです。