牧師コラム 『必要なことは一つだけ』 2018年4月29日

 牧師 高橋勝義  

 マルタはイエス様を家に迎えて、もてなしのために忙しく動き回っていました。
 しかし、妹のマリアはイエス様の足元に座り、主の言葉を聞いていました。
 マルタは、妹のこの態度にしびれを切らし「主よ。私の姉妹が私だけにもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのですか。私の手伝いをするように、おっしゃってください。(ルカ10:40)」とお願いしたのです。
 イエス様は、『必要なことは一つだけです。マリアはその良いほうを選びました。それが彼女から取り上げられることはありません。(ルカ10:42)』と語ったのです。
 私たちは、事の大小にかかわらず、日々、決断しながら歩んでいます。
時には、自分の手に負えないような大きな問題に直面することもあります。
 問題を解決しようと動き回れば回るほど、空回りし、冷静さを欠き、訳が分からなくなってしまいます。このような時、聖書は、『イスラエルの聖なる方、神である主はこう言われた。「立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る。」(イザヤ30:15)』と語っています。
 まことの神の前に静まりなさいと、聖書が語るのは、神の守りを思い起こし、神に信頼することこそが、問題を解決する力であることを教えているのです。
マリアはイエス様の御言葉を聞き、心にとどめることを最優先にしたのです。
 ですから、主は、『必要なことは一つだけです』と語ったのです。
 聖書は、『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる(マタイ4:4)』とあなたに語ります。

 あなたは、何を最優先にしますか…。